徳川園 濃尾平野を凝縮した大名庭園
尾張徳川家に伝わる文化遺産の一つで、もともとは徳川御三家、尾張藩二代藩主光友の隠居所として元禄8年(1695)に造営された大曽根御屋敷跡でした。総面積2.3ヘクタールにも及ぶ池泉回遊式の日本庭園で、高低差のある地形に林を配しています。
⇒ 徳川園の場所と行き方
立体的に迫る大きな岩組みや配置された山、大曽根の瀧、渓流、龍仙湖、牡丹園、菖蒲田を木曽山脈、木曽三川、伊勢湾、濃尾平野に見立てたしつらいで、自然の風景、景観が凝縮された大名庭園です。
新緑や紅葉、牡丹や花菖蒲の花々、秋にはイロハモミジやヤマモミジなど。植物がおりなす荘厳さが、今に伝えられています。
黒門
明治33年(1900年)に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構で、総けやき造りの三間薬医門です。連続する脇長屋と塀を含めて、昭和20年(1945年)の大空襲による焼失の被害を免れた数少ない遺構であり、武家屋敷の面影を伝える貴重な建造物群です。
龍仙湖
海に見立てた水面の周りに見どころを配する池泉回遊式庭園の中心的存在で、地下水を水源としています。黒松を背にして浮かぶ島々、巨石に懸かるもみじ、水際を渡る飛石、突き出す砂嘴、舟小屋のある渡し場などを巡りながら楽しむことができます。
虎仙橋
虎の尾に架かる檜造りの木橋で、5m下に渓流を見下ろし、下流に龍仙湖を望みます。
大曽根の瀧
虎の尾を上りきると到達する落差6mの三段の滝です。上、中、下段の岩の組み方が異なるため、それぞれ水しぶきの表情には変化があります。滝の背後の山は徳川園の中で最も高く、龍仙湖水面との標高差は約11mあります。「大曽根」は、古くからこの辺りの地名でした。
観仙楼
龍仙湖に面する二層の建物で、眺望が抜群です。レストラン、ホール、ショップとしてご利用できます。
参考 : Aichi Now、徳川園
写真提供 : (公財)名古屋観光コンベンションビューロー
徳川園の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
愛知県名古屋市東区徳川町1001
駐車場 有料(南駐車場) ※ 北駐車場は高さ制限2.1mなので利用できません。
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