津具城址 戦国後期の構造を残す
下津具の北寄りにあって、津具集落では中心部に位置する。通称城の腰と呼ばれ標高756mの山頂部に築かれている。本曲輪から下津具の全域を望むことができ、西の三本松砦と南の平山城ヶ峯・東の大峠砦が直視できる。城の南側は急峻な山腹から比高約95m下の津具川(大入川)にいたる。東側は寺沢の渓谷・西側に神明川まで比高約80mの急斜面が続く。北側の尾根を堀切で分断した大変堅固な城構えとなる。
⇒ 津具城址の場所と行き方
城歴
城主は後藤九朗左衛門善心が知られ、永禄5年(1562)今川氏の渡辺平内次が白鳥山城主後藤善心を攻め降したと記され、戦国後期の構造をよく残していることから、この頃の築城だと思われる。永禄12年(1569)徳川家康に属した名倉寺脇城の奥平信光の攻撃を受け落城した。この時善心と長男次男は戦死、三男の政芳は城を脱出し信州へのがれ津具城は廃城となった。
参考 : 設楽町観光協会、愛知県文化財保護指導委員 加藤博俊
写真提供 : 設楽町観光協会
津具城址の場所と行き方
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愛知県北設楽郡設楽町津具字麓十八番地
駐車場 あり (県道427号線曲がり角に標識あり 数台駐車可)
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