治水神社 宝暦治水工事に命を捧げた薩摩義士を祀る
宝暦治水工事の責任者、薩摩藩家老平田靭負(ひらた ゆきえ)を祭神とする治水神社。
昭和2年(1927年)の着工以来、実に10年の歳月をかけて完成しました。決死の覚悟で国土の安全を図り、災害にあえぐ輪中の人々を救ってくれた義士たちの偉業は広く共感を得たのでしょう。その檜造りの荘厳な社と緑陰を宿す松林には、人々の義士への感銘が宿っているようです。
⇒ 治水神社の場所と行き方
社殿
神門・玉垣内に、本殿・祭文殿・拝殿が、渡殿で連結されています。本殿・祭文殿は桧造り銅板葺き流れ造りで昭和5年10月(1930年)に造営、拝殿は入母屋造りの桧造り桧皮葺きで昭和13年2月(1938年)に造営されました。
隼人橋
宝暦治水工事が完成して200年を迎えた昭和29年5月、盛大な記念式典が挙行されました。この時の記念事業として治水神社境内と宝暦治水観音堂を結ぶところに朱塗りの橋を架設し、隼人橋と名付けられました。当時はここに小川が流れていました。今の橋は二代目となります。
薩摩義士
宝暦3年(1598年)から5年というわずかな期間に行われた宝暦治水では、80名以上の薩摩藩士が犠牲となりました。大工事をみごとに完成させた薩摩藩士の功績を称え、彼らのことを薩摩義士と尊称するようになりました。
参考:岐阜県観光連盟、海津市
治水神社の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
岐阜県海津市海津町油島無番地
駐車場:あり(木曽三川公園センター 第1駐車場)
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