渡岸寺観音堂 日本彫刻の最高傑作 国宝十一面観音立像
渡岸寺観音堂(どうがんじかんのんどう)のお堂に安置される十一面観音は、日本全国に七体ある国宝十一面観音の中でも最も美しいとされる日本彫刻史上の最高傑作といわれ、祈りの仏にふさわしい、慈愛に満ちたお姿の観音さまです。
⇒ 渡岸寺観音堂の場所と行き方
国宝十一面観音立像は、深い慈悲をたたえた表情にインドや西域の作風を伝えており、腰を少し左にひねった官能的なプロポーション、大きく作られた頭上面とその配置、「じとう」と呼ばれるイヤリングなど数々の特徴を備えています。
法界定印を結ぶ胎蔵界の大日如来像は、優しくまとまりの良い穏やかな相好やふくよかな丸いお顔、なで肩、蓮のような衣文に包まれた両膝など、藤原仏の典型的な様式をよく示しています。
県指定の十一面観音立像は、小像ながら王朝時代の装飾美をよく表現した像です。着衣には切金で美しい文様が繊細華麗に施され、伏し目がちの穏やかな表情や両頬の豊かな丸い相好、細身でなで肩の穏やかなスタイルなどに平安時代末期・十二世紀の特徴がよく表れています。
参考:滋賀びわ湖観光情報、長浜観光協会
渡岸寺観音堂の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
滋賀県長浜市高月町渡岸寺50
駐車場:有り
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