老杉神社 国指定の重要文化財
老杉神社(おいすぎじんじゃ)は、浜街道(はまかいどう)沿いにあります。祭神は素戔鳴尊(すさのおのみこと)で、社伝によれば大和時代の末期に神霊が大杉の梢に降臨し、これを祀って老杉神社としたのが始まりとされています。
⇒ 老杉神社の場所と行き方
室町時代末期、宝徳4年(1452年)に建立された本殿は、国指定の重要文化財です。ひわだ葺(ぶき)の屋根は見事な流線で、唐破風(からはふう)という中国風のなだらかなカーブが特徴の中門と、その両側に延びる透塀との調和が厳かな雰囲気を醸し出しています。欄間には、桐・椿・笹・魚など多種多様の極彩色彫刻がはめこまれ、豪華です。また、蟇股(かえるまた)の三つ重ねの玉・二連の椿の花の浮き彫りも見事です。
草津のサンヤレ踊り 国選択の無形民俗文化財
サンヤレ踊りは下笠町の老杉神社など市内7ヶ所で祭礼行事として行われる伝統のある踊りです。
踊りの構成は、太鼓打ち、スッコ、ササラ摺り、棒振り、鼓打ち、太鼓受け、音頭取り、鉦摺(かねすり)、笛吹きからなります。音頭取りは、意味の判然としない詞章を歌いながら、団扇(うちわ)を片手に踊り、「サンヤレ、サンヤレ」の囃子詞(はやしことば)がかけられます。囃子物風流の流れをくむ踊りです。
平成5年(1993)に、国選択の無形民俗文化財に選択されました。
参考:滋賀びわ湖観光情報
老杉神社の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
滋賀県草津市下笠町1194
駐車場:有り
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