東門院守山寺 比叡山の東門

東門院守山寺

東門院守山寺は、延暦寺開基に際して四境(しきょう)に門が構えられ、比叡山の東門として建立したのが始まりといわれている天台宗の寺です。寺名もそこに由来していますが、比叡山を守るという意味で守山寺とも呼ばれました。江戸時代には、朝鮮人街道を通る特使の宿舎になりました。
東門院守山寺の場所と行き方

東門院守山寺

約4000平方メートルの境内に、江戸時代の建築といわれる本堂・庫裏(くり)・仁王門・護摩堂(ごまどう)などが木々に囲まれて立ち並ぶ立派な寺でしたが、昭和61年(1986)、本堂・庫裏・諸仏が惜しくも焼失しました。本堂に安置され、佳作と讃えられていた十一面観音像も本堂とともに焼けましたが、その後修復されています。
焼失を逃れた護摩堂本尊の不動明王坐像や、境内の石造五重塔や石造宝塔、石造宝篋印塔(せきどうほうきょういんとう)など寺の歴史を物語る美術品が多く残っており、そのほとんどが重要文化財や重要美術品に指定されています。

参考:滋賀びわ湖観光情報

東門院守山寺の場所と行き方

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滋賀県守山市守山2-2-46
駐車場:有り

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