大荒比古神社 例祭 七川祭が有名
大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)は、JR新旭駅のから西約2kmの所にあり、境内を覆う新緑と、鮮やかな紅葉には定評があります。
⇒ 大荒比古神社の場所と行き方
創建は13世紀前半と古く、南北朝時代から室町時代にかけては、近江の国主、佐々木一族の絶大な崇敬を受けました。佐々木源氏は、一族の守り神として崇敬していた大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)において、出陣の際には神前に戦勝を祈り、凱旋しては神前に戦勝を感謝していました。この時、12本の的と12頭の流鏑馬を神前に奉納したのが、今日では毎年5月4日に行われる「七川祭」の始まりであると言われています。
七川祭 県の選択無形民俗文化財
七川祭(しちかわまつり)は、大荒比古神社(おおあらひこじんじゃ)の例祭で、毎年5月上旬に行われます。湖西随一の馬祭りでその歴史は古く、鎌倉時代に佐々木高信(たかのぶ)が佐々木氏の祖神を勧請して大荒比古神社に合祀し、以来、出陣の際には戦勝祈願をし、凱旋のときに御礼として12頭の流鏑馬(やぶさめ)と12基の的を神前に奉納したのが、始まりといわれています。
神輿渡御と馬場を勢い良く駆け上がり3旗の的を射抜く流鏑馬(やぶさめ)、旧8ヶ村の役馬競馬と奴振(やっこふ)りが今に伝えられていますが、特に、奴振(やっこふ)りが圧巻であり、県の選択無形民俗文化財に選ばれています。
奴振は、奴姿の若者が的を片手で持って練り歩く「的練(まとね)り」と、まるでその緊張をほぐすかのように酒樽を肩に担いで踊る「樽振(たるふ)り」を含めた名称です。的練りには、道中の一般的な的練りのほか、小宮への礼練、馬場筋での扇練の3種があり、それぞれに付随した歌が歌われます。旧8カ村から毎年輪番で、奴振り12人と樽振り2人が選ばれて出ることになっています。
祭の当日は、その豪華さと古式ゆかしい雰囲気を見るために訪れる遠近からの多くの参拝客や見物客で賑わいます。
参考:滋賀びわ湖観光情報
大荒比古神社の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
滋賀県高島市新旭町安井川844
駐車場:有り
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