天寧寺 城下町を一望できる丘の上にある寺
天寧寺(てんねいじ)は、彦根城の城下町を一望できる丘の上にある曹洞宗の寺。秋になると萩の花が咲き、別名萩の寺ともいいます。
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井伊直中(なおなか)が、腰元若竹(わかたけ)の不義をとがめ罰しました。その後相手が自分の息子とわかり、自分の過失を認め、腰元と初孫の菩提を弔うために創建したといわれます。本堂は簡素な造りですが、建立当時の特徴がよく表われています。境内の十六体の羅漢(らかん)像は、16ケ国の大名から贈られたものといわれています。京都の名工駒井朝運(こまいちょううん)に刻ませた木造五百羅漢(ごひゃくらかん)は、「亡き親、子供、いとしい人に会いたくば、五百羅漢にこもれ」と云われるほど、必ず自分の探し求める人の顔があるといいます。庭は直弼(なおすけ)好みの借景の石州流庭園で、羅漢堂の東に地蔵像があり、山門脇に直弼の供養塔や直弼の参謀格だった長野主膳(ながのしゅぜん)の墓、たか女の碑などが寺院内にあります。
天寧寺庭園
井伊直弼公の好みで作られた石州流庭園。井伊直弼公供養塔、長野義言歌碑、仏足石なとが、城下町を一望できる明るい丘の上に立っています。
参考:滋賀びわ湖観光情報
奥琵琶湖パークウェイ展望台の場所と行き方
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滋賀県彦根市里根町232
駐車場:有り
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