東海道 関宿 タイムトラベル気分を味わう
江戸時代の町並みを色濃く残す東海道47番目の宿場町「関宿」。江戸から明治期にかけての町屋が約200軒も連なる様子は圧巻で、国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されています。
⇒ 東海道 関宿の場所と行き方
関宿の歴史に触れるモデルコース
当時の街並みを楽しみながら、関宿の歴史に触れるモデルコースを歩いてみましょう。
関宿旅籠玉屋歴史資料館
江戸時代の旅の宿を「旅籠」といい、「玉屋」は「関で泊まるなら鶴屋か玉屋、まだも泊まるなら会津屋か」と謡われたほどの大旅籠でした。現在は、江戸時代の貴重な旅籠建築に、その当時の道具や旅の資料などが展示され、往時の旅籠の雰囲気を味わうことができます。
桶重
宿場町では、人や馬が足を洗うための足洗い桶がよく使われ、桶屋は軒並み大繁盛。その中でも明治15年創業の桶重は、関宿で唯一今でも店を構えている伝統的な桶屋です。ここでは、4代目の手により、三重県指定伝統工芸品「関の桶」の昔ながらの技法が守り伝えられています。
関の山車(せきのやま)会館
狭い家々の軒先を山車が巡行していく夏の風物詩「関宿祇園夏祭り」。ここで繰り出される関の山車は、下台から上の部分だけが回転するという舞台回しが特徴的で、全国的にも珍しい形をしています。
関の山車会館は、本物の山車2基を常設展示する資料館。関神社でかつて使われていた神輿の展示や山車の模型など、亀山市の有形民俗文化財である関の山車の歴史や魅力を紹介しています。
百六里庭(眺関亭)
関宿沿いに造られた庭園「百六里庭」は、関宿が江戸から106里余りあることから名付けられた休憩スポット。通りに面して建つ「眺関亭」からは、ずらりと並ぶ関宿の町並みが見られ、往時の姿を思い起こさせます。
会津屋 あいづや
女性の身でありながら父の仇討ちを成し遂げて有名となった「関の小万」の生家であり、関宿を代表する大旅籠のひとつ「会津屋」は、1998年より気軽に入れる食堂として開店しました。こちらでは、大正時代のかまどに薪をくべ、地下水を使って蒸す「山菜おこわ」が名物です。
関地蔵院
天平13年(741)行基菩薩の開創と伝わる関地蔵院は、東大寺の僧が天然痘から多くの人を救うために地蔵菩薩を置いたのがはじまりだといいます。そこから東海道を旅する人々の信仰を集め、「関の地蔵に振袖着せて、奈良の大仏婿に取ろ」の俗謡が生まれました。また、一休禅師とゆかりも深く、面白い逸話が遺されています。
関見世 吉右衛門
築150年の古民家を改装した土産物屋。三重県を代表する銘菓「関の戸」をはじめ、地元亀山の商品や三重県内の逸品を500点以上揃えています。また、他では買えない全国の銘菓も並べられ、まるで物産展のような楽しさが味わえます。
小萬の湯(足湯)
観光駐車場の一角に設置された「小萬の湯」は、無料の足湯スポット。休憩所も併設しているので、街歩きのあとにぜひ立ち寄ってゆっくりと足湯につかり、旅の疲れを癒しませんか。
参考:三重県観光連盟 写真提供:三重フォトギャラリー
東海道 関宿の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
三重県亀山市関町新所
無料駐車場 (観光駐車場)
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