壇上伽藍 高野山の二大聖地の一つ

壇上伽藍

壇上伽藍(だんじょうがらん)は、弘法大師・空海が中国の長安に留学した後、高野山に真言宗を開きました。根本道場としての伽藍の建設として、丹生・高野明神の御社と金堂を築造し、大塔、その他の諸堂を建築されました。奥之院とともに高野山の二大聖地の一つです。密教思想に基づく曼荼羅(まんだら)の世界観を具現化したものといわれ、高野山全体の総本堂である「金堂」や高野山のシンボルともいえる高さ48.5mの「根本大塔」など19もの諸堂が建ち並んでいます。
壇上伽藍の場所と行き方

金堂

金堂(こんどう)は、高野山の主な行事が執り行われる総本堂で、伽藍の中央にあります。弘仁10年(819年)に創建され6度焼失。現在の建物は、昭和7年(1932年)に再建されたもので、本尊は高村光雲作の薬師如来です。(要料金)

根本大塔

根本大塔

根本大塔(こんぽんだいとう)は、真言密教の根本と言う意味です。大塔の造営は大事業で、大師と大師の志を継いだ真然大徳の二代にわたって完成したものです。
現在の根本大塔は、昭和12年(1937年)に再建されたもので、高さ48.5mの鉄筋コンクリート造り。16本の柱には堂本印象画伯の十六大菩薩、四隅の壁面には真言八祖像と花鳥が描かれています。(要料金)

大門 重要文化財

大門

大門(だいもん)は高野山の総門で、高さ25.1m、左右に仏師康意と法橋運長作の金剛力士像を安置した重層の桜門で、威風堂々とそびえ立つ朱色の桜門は壮観です。また、門前からの展望が素晴らしく、晴天の日は加太の海、淡路島が眺望できます。大門から見える紀淡海峡に沈む夕日は、和歌山県の「和歌山の朝日・夕陽100選」に選出されています。

中門

中門

中門(ちゅうもん)は、空海の命を受けて弟子の実慧が建立したと、文献に記されています。幾度も焼失と再建を繰り返し、2015年高野山開創1200年大法会に合わせて172年ぶりに再建されました。
門の四方には、四天王が祀られ、壇上伽藍の入り口の結界として大きな役目を持っています。

御影堂

御影堂

御影堂(みえどう)は、弘法大師の持仏堂とされる建物で、本尊に真如親王筆の大師の御影をお祀りしています。ゆるやかな屋根の勾配と深い軒をもつ優雅なお堂です。

参考:和歌山県公式観光サイト

壇上伽藍の場所と行き方

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和歌山県伊都郡高野町高野山132
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