室津港 歴史ある港町
室津は港町として1300年の歴史があります。奈良時代に行基法師により大阪から兵庫にかけての主要な5つの港が整備されました。そのうちの1つが「室(室津)」です。また、室津はロマン香る地として数々の文豪に取り上げられてきました。井原西鶴、谷崎潤一郎、竹久夢二、司馬遼太郎、平岩弓枝。文豪達が描く室津はいつでもあでやかで、せつなく、そしてどこか懐かしい町です。
⇒ 室津港の場所と行き方
現在は静かな漁港ですが、天平の頃(奈良時代 729年~749年)、行基が開いた摂播五泊の一つで、三方を山に囲まれた入江の中は波静かで、まるで室の内のようだと「室の泊」と名づけられました。帆船時代には瀬戸内海の重要な港として栄え、遊女発祥地として色々な伝説や悲話が残っています。高倉上皇・平清盛が厳島神社を訪れる時に立ち寄り、賀茂神社周辺や遊女の記録の他、美しい鏡のような港を見た事も記されています。江戸時代には参勤交代の大名の船、朝鮮通信使の船とガイドの姫路藩の船で埋め尽くされ、北前船の寄港地でもありました。水不足に悩む室津では港が船で一杯になった時には水を詰めた樽を載せた船は西隣の大浦湾に停泊し、陸路水を運んでいました。当時の絵図を見ると、その栄えた様は今となっては想像もつかない程です。明治になり参勤交代が無くなり、動力船の普及、他港の改良等に従い急速に衰えました。
参考:ひょうご観光本部、たつの市観光協会
室津港の場所と行き方
AROUND JAPAN RV RENTAL 南大阪営業所 から行く場合の一例
兵庫県たつの市御津町室津1034-36
駐車場:無料(室津観光駐車場)
キャンピングカーのレンタル
キャンピングカーのレンタルなら、 AROUND JAPAN RV Rental にお任せください。
⇒ AROUND JAPAN RV Rental 予約サイト