大中遺跡公園 規模の大きな竪穴住居の集落跡
大中遺跡公園(おおなかいせき こうえん)は、弥生語で「大中村」の意であるオポナカムラとして親しまれています。大中遺跡の出土品は、播磨町郷土資料館に展示されています。
⇒ 大中遺跡公園の場所と行き方
大中遺跡 弥生時代後期~古墳時代初頭の代表的な遺跡
大中遺跡は、昭和37(1962)年6月、町内に住む3人の中学生によって発見され、昭和42(1967)年に国の史跡に指定されました。昭和47年から「播磨大中古代の村」として整備され、今では憩いの場として親しまれています。
大中遺跡は、弥生時代後期(約1900年前)から古墳時代初頭(邪馬台国 卑弥呼と同時期)の代表的な遺跡で、長さ500m、幅180mで、約70,000平方メートルの広さがあります。
これまでに全体の20%の面積を調査し、73軒の竪穴住居跡が見つかっています。見つかった住居跡の数から考えると、遺跡内には少なくとも250軒くらいの住居が建てられていたようです。当時、貴重品だった中国製の鏡(内行花文鏡片)が出土しているので、播磨では有力なムラでした。
であいのみち
「であいのみち」は、別府鉄道(昭和59年2月1日廃線)線路跡をJR土山駅から郷土資料館まで遊歩道として整備したもので、四季折々の花を楽しむことができます。
また、「であいのみち」は「歴史とのであいミュージアムロード」として再整備され、6つのタイムトンネルゲートと歴史上の出来事を記した解説板、縁石には25mごとに100年さかのぼるマイルストーン(タイル)がはられ、大中遺跡までの2000年の時間旅行を楽しむことができます。
参考:ひょうご観光本部
大中遺跡公園の場所と行き方
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兵庫県加古郡播磨町大中1-1-2
駐車場:有料(播磨町営大中遺跡公園駐車場)
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