大乗寺 襖絵全てが重要文化財
大乗寺(だいじょうじ)は、天平17(745)年に行基菩薩が開山した高野山真言宗の寺。江戸時代の画家・円山応挙(まるやま おうきょ)とその一門による165面の襖絵全てが重要文化財に指定され、「応挙寺」の名でも親しまれています。
⇒ 大乗寺の場所と行き方
円山応挙と大乗寺
応挙がまだ無名のころ、大乗寺の住職・密蔵(みつぞう)上人がその才能を見抜き、学費を援助しました。それをもとに江戸へ赴き修行を経て画壇の頂点へ登りつめた応挙は、後に5回に渡って大乗寺を訪れ、子や弟子らとともにご恩返しとして、多数の襖絵や軸物を描いたと伝えられています。
大乗寺の客殿13室には、応挙とその門弟12名の筆になる障壁画165面があり、全て国の重要文化財に指定されています。障壁画は、仏間の十一面観世音菩薩(国重文)を中心に十三の部屋を荘厳し、部屋という空間に仏の世界(曼荼羅)を立体的に具現しています。
現在、襖絵保存プロジェクトとして、重要文化財である障壁画を順次、収蔵庫へ移動することになっており、かわりに精密な再製画が客殿に納められる計画が進んでいます。
参考:ひょうご観光本部、香美町役場
大乗寺の場所と行き方
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兵庫県美方郡香美町香住区森860
駐車場:有り
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